みなさん、新年おめでとうございます。
1月1日は、私たちカトリックのキリスト者にとって、一年の初めの日だけではありません。私たちは、神の母聖マリアの祭日としてお祝いします。真の神であり、真の人となられたイエス様は、マリア様からお生まれになりました。
私たちは、マリア様の事をどれくらい知っているでしょうか….
マリア様は、真の神であり、真の人となられたイエス様のお母さまです。私たちは、神の母聖マリアにもっと感謝し、真の神であり、真の人となられたイエス様が、家族の一部となられたことをもっと理解しましょう。
ですから、一年の最初の日は、主の降誕の情景では外見的に貧しい家族の子どもとしてお生まれになったイエス様が、どのようにマリア様と兄弟たちが神さまのみことばと聞き、実践する者であると後に宣言されたのかについて、私たちがさらに深く黙想するようにと導きます。(ルカ8:19-21参照)マリア様のこどもであるイエス様の宣言について、マリア様がその模範となられたので、私たちは、マリア様に心から感謝しています。マリア様の偉大なところは、天使からのお告げに対する「はい」ということばから始まって、十字架の下での沈黙/静粛のうちにある存在に至るまで、神さまからの呼びかけに対して無条件に受け止められたことにあります。けれども、マリア様は、一人の母親としての心もお持ちでした。マリア様が最初からご存じだった父である神さまのご計画は、人間の持つ他のどんな感情にも勝るマリア様の御心によって、勝利を収めたのです。