top of page

2025年1月26日・神のことばの主日・ 年間第3主日(C)

ネヘミヤ8.2-4a,5-6,8-10・詩編19.8,9,10・コリント12.12-30・ルカ1.1-4,4.14-21

 

世界中の多くの教会で、私たちが守ってきている共同体の祈りの時間、いわゆるワーシップタイムが少なくなってきています。世界中にある、いくつかの教会がそうではないの

であれば、それは本当に素晴らしい事です。たとえ共同体の祈りの時間が少なくなってきているにも関わらず、少なくとも約1時間は、共同体でのミサに与っている事を、私たちは

感謝しています。ともにミサに与る事ができるひとときは、なんと素晴らしい事でしょう。けれども、忙しいスケジュールの中で、私たちは、度々ミサの時間をもっと短くしよう

としがちです。

 

多くの場合、共同体としてともに祈る機会がミサだけになってきているので、私たちは、

この貴重な機会(共同体の他の信徒たちとともにミサに与る機会)を逃さないようにし、

そして、イエスさまが御身を捧げて下さった事をもっと深く理解しようとしています。

私たちの今日の黙想のキーワードは、救い、解放、癒し、そして、貧しい人々への良い知らせです。イエス様の究極の犠牲によって、救い、解放、癒し、そして、貧しい人々への良い知らせは、私たち人間の毎日の生活の中ではっきりと現れ、とても良く生かす事が

できます。これは、実際に「神のことばの主日」とされている年間第3主日のテーマなの

です。

 

けれども、今日の第1朗読にあるように、神さまを讃美し、ともに祈り、ともに祝い、

神さまのうちに喜びを分かち合うひとときをもっと増やすようにと、私たちはいまだに努力しているのです。

 

今日の福音朗読では、イエスさまの解放と癒しの使命を強調しています。イエス様の

みことばを熱心に聞いて、ともに神さまを賛美し、ひたすら神さまのうちに喜びを分かち

合う事で、私たちは、あらゆる種類の束縛から解放され、私たちの受けた傷が癒されるの

です。

 

第2朗読では、私たちがキリストの体である事について書かれています。キリストの体は、人間の体と同様に多くの部分から成り、どの部分もなくてはならないものです。つまり、

調和のとれた人間関係や素晴らしい共同体生活を送る上で、私たちは皆ひとつなのです。

私たちの多様性は、信頼、お互いの尊重、責任の分かち合いのように、他者の価値を高めるものであるという事を、私たちは知っています。たとえある人が私たちと異なっていたと

しても、その人は神さまの体の一部なので、なくてはならない存在なのです。皆が異なるが故に、私たちはたくさんの方法を見つけ、その人を救うという使命(あらゆる種類の

束縛から人々を解放し、多くのいろいろな病気の人々を癒し、貧しい人々に良い知らせを

伝える)に容易に参加できる事を知るという事は、私たちにとっての喜びです。

 

先週、私たちは、一人ひとりが持っている賜物について考えました。私たちは、自分たちに与えられた賜物、そして、私たちの周りにある/私たちの内にあるすべての美しいものや

恵みが神さまからいただいたものである事を良く知っています。教会や社会の中で、

いろいろな賜物やカリスマによって、神さまのみことばを宣べ伝え続けましょう。

 

Drop Me a Line, Let Me Know What You Think

Thanks for submitting!

© 2035 by Train of Thoughts. Powered and secured by Wix

bottom of page