シラ27.4-7・詩編92.2+3+4,13+14+15・1コリント15.54-58・ルカ6.39-45
今日の朗読は、私たちが、どのように物事や周りの人びとを捉えるのか、どのように受け
止めるのか、また、おそらく物事や状況、そして人々に対して、どのように判断するのか
という、とても具体的な警鐘となるかもしれません。私たちは、できるだけ「確実に」、
寛大さと、多分、ある程度の謙虚さや本当の優しさを持って、物事や状況や人々に対して、じっくりと接していくようにと招かれています。私たちは、いつも自分たち自身を見極め、自分たちが持っている知識を、私たちの状況や人々に接する際の出発点として、あるいは、多分、礎とするようにと、更なる招きを受けているのです。これら全ての事は、確かに、
私たち皆ができる限り、どんな時でも地に足をつけている必要がある事を意味しています。そして、たとえ、私たちが自分自身の本当の価値を見出し、適切な地位にあり、個人の
権利を持って、物事や人々を判断したり、教育したり、指導したりする権限を持っていたとしても、私たちは皆、適切な時間/最適な時間と適切な場所で、隣人たちへの本当の助けとなるようにしましょう。
私たちは、お互いを兄弟姉妹として正していく事(隣人たちを正して導く)に対して、どのように携わっていくべきなのか、イエス様がなさった事から、その方法と意味を
見出すのです。イエス様は、私たちを導き、この世界の悪から私たちをお救いになる
ために、私たちと同じように、この地上においでになったのですから。