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5月07日・復活節第五主日(A年)


使徒言行録6.1-7・詩編33・4+5, 6+11, 20+21・一ペトロ2.4-9 · ヨハネ14.1-12



今日、私たちは、使徒たちとイエス様の最初の弟子たちが、神さまのみことばを宣べ伝えるためにどのように協力し合っていたのかを黙想し続けます。広く浸透された神さまのみことばの宣べ伝えは、彼らの情熱と聖霊の導きによって強められたご復活されたキリストへの信仰によってもたらされたものでした。御父と完全なる一致であるイエス様への彼らの信仰は、彼らを心配事や疑いから解放し、最終的には、彼らもイエス様と一致するようにと導きました。


第一朗読

弟子たち(ご復活されたキリストを信じる人々)が増えたということは、神さまのみことばを宣べ伝える使徒たちの情熱の良いしるしでした。先導者が増えたということは、彼らの努力のもうひとつのはっきりとした結果です。12人の使徒たちは、神さまのみことばをより良く宣べ伝えるには、他の人々と責任を分かち合う必要があることを確かにわかっていました。現在の私たちも、チームワークや、義務的なことを誰かに任せたり(教会での責任の分かち合い)、良いコミュニケーションを持つことで、私たち皆が、神さまのみことばを聞き、共に祈り、一人ひとりの霊的な糧のために共に働くことができます。


福音朗読: イエス様、道、真理と命

  イエス様のみことばは、使徒たちにとって、基本的に勇気と強さの源でした。たしかに、彼らのイエス様に対する誠実さは、彼らがより多くを知り、より深く理解し、そして、イエス様がかれらにとって誰であるのかをもっと信じるために助けとなりました。現在において、私たちも同様に、誠実さがより深い繋がりのしるしである事を理解しており、誠実さはより良くより深い繋がりのために、お互いがより良く知り合うための鍵となります。時間、信頼、関係(ひとつになるという感覚)、そして、興味/熱意/情熱、そして、尊敬は、他のいくつかの鍵に過ぎないのです。

  ですから、私たちも教会で秘跡を受け続け、教会の活動に参加しながら、イエス様のご受難、死、ご復活を通して、御父である神さまと完全に一致されているイエス様と、より深くひとつになれるよう、祈りましょう。私たちのことばと行いを通して、道であり、真理であり、命であるイエス様の事を宣べ伝え続けることができますように。


第二朗読

勇気を持って、私たちは神の民であり、選ばれた民であると言います。私たちが神の民であることのアイデンティティは、励ましとなるイエス様のみことばと切り離してはいけません。ご復活されたキリストへの私たちの信仰と信頼は、神さまとその民の愛の絆のしるしです。神さまは私たちの神さまであり、私たちは神さまの民なのです。


誠実さと敬意を持って、共に行動し、私たちの主であり救い主であるイエス様を真に信じ、信頼する人々の共同体を作る助けとなりましょう。

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